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生活支援・介護予防 LIVELIHOOD UPPORT

介護予防について

健康寿命は平均寿命に対し短く、この差は要介護者数の増加やそれに伴う社会保障費の増大などの社会問題の要因となっています。健康寿命を延伸し、要介護期間を短縮することが極めて重要な課題となっています。
筋力増強トレーニングやバランスエクササイズといった運動や栄養指導、口腔ケアなどの教室、社会参加の促進、健康に関する講演などがあります。

フレイル対策

年を重ねれば身体の衰えを感じる事は自然なことです。しかし、驚くほど元気な人もいます。実は、この体や心といった多面的な衰えが「フレイル」と呼ばれている状態で上手に手入れすることで元気な時間を延ばせたり、回復したりします。しかし、一旦自立した生活が難しくなると、自立状態に戻ることが難しくなってしまいます。
そのため、元気に楽しい生活を送るに対策していくことが大事なのです。

取り組み内容

箱根キャンパスでは、「プール教室」「箱根町にこにこ運動教室」「介護予防通所リハビリテーション」「介護予防訪問リハビリテーション」「箱根町地域包括支援センターと協同の介護予防講座」などを実施しています。

筋力トレーニング

運動介入は介護予防の中核を担っており、対象者の運動機能向上や介護保険新規認定率の減少といった効果が報告されています。筋力増強トレーニングの内容は、自分の体重だけで行う自重トレーニング、ダンベルやセラバンドを用いたフリーウエイトトレーニング、機械を使用したマシントレーニングなどがあります。筋力増強トレーニングを実施することにより、筋力やバランス能力、歩行速度、持久力などが向上するといわれており。虚弱高齢者が筋力増強トレーニングを実施することで、歩行能力、下肢筋力、バランス能力が向上する報告もあります。

一般介護予防事業

一般介護予防事業とは、地域の人と人とのつながりを通じて自立支援の取り組みを支援し、いきいきと自分らしく、生きがいや役割を持って生活できる地域を目指す事業です。
当院では、平成29年6月より箱根町から本事業を委託しています。当院の作業療法士または理学療法士の指導による、箱根町各集会場で開催される体操教室の「にこにこ運動教室」がおこなわれています。